松木明好教授が第1回日本理学療法学会連合学術総会のシンポジウムに登壇しました

  • 2026/07/30

2026年7月24日(金)から26日(日)まで、札幌コンベンションセンターにおいて「第1回日本理学療法学会連合学術総会」が開催されました。

 

本学リハビリテーション学部の松木明好教授は、7月25日(土)に開催された合同シンポジウム「ニューロモデュレーションと理学療法」に、シンポジストとして登壇しました。

 

日本理学療法学会連合は、理学療法に関する多様な専門領域の学会・研究会によって構成されています。今回の学術総会は、これらの学会・研究会が一堂に会して開催する初めての学術総会であり、「理学療法の英知の結集と未来への懸け橋」をテーマに、各領域における最新の研究成果や臨床実践を共有するとともに、これからの理学療法学の在り方を幅広く議論する重要な機会となりました。


理学療法の対象や役割が広がり、研究領域の専門化が進むなかで、個々の専門領域で蓄積された知見を相互につなぎ、理学療法学全体の発展へと結びつけることが求められています。本学術総会では、専門領域を越えた合同シンポジウムや学会企画講演が数多く開催され、基礎研究と臨床実践、教育、地域社会への貢献をつなぐための活発な意見交換が行われました。

 

松木教授が登壇した合同シンポジウム「ニューロモデュレーションと理学療法」では、磁気刺激や電気刺激などを用いて神経活動を調整するニューロモデュレーション技術について、理学療法への応用を見据えた最新の研究成果が紹介されました。


近年、経頭蓋磁気刺激や経頭蓋電流刺激をはじめとする非侵襲的な脳・神経刺激技術が発展しており、運動療法などの理学療法と組み合わせることで、神経疾患を有する方の機能回復をさらに促進できる可能性が期待されています。


松木教授は、これまで取り組んできた小脳への非侵襲的脳刺激に関する研究成果を踏まえ、小脳に対する磁気刺激の作用と理学療法への応用可能性について講演しました。また、前庭系へのノイズ電流刺激や、歩行と脳刺激を組み合わせた閉ループ刺激についても、各分野の専門家から最新の知見が紹介されました。

 

総合討論では、ニューロモデュレーションを理学療法の臨床にどのように取り入れていくか、その効果を高めるためにどのような研究が必要かなど、今後の可能性と課題について参加者を交えた意見交換が行われました。


理学療法学の各専門領域が連携する記念すべき第1回学術総会において、本学教員が先端的な研究成果を発信したことは、本学が推進する神経科学と理学療法を融合した研究の成果を広く社会に示す機会となりました。


本学では、今後も基礎研究から臨床応用までを見据えた研究・教育活動を推進し、科学的根拠に基づく理学療法の発展と、より質の高いリハビリテーション医療の実現に貢献してまいります。

 

【開催概要】

学会名:第1回日本理学療法学会連合学術総会
テーマ:理学療法の英知の結集と未来への懸け橋
会期:2026年7月24日(金)~26日(日)
会場:札幌コンベンションセンター

合同シンポジウム10「ニューロモデュレーションと理学療法」
日時:2026年7月25日(土)13:40~15:10
会場:第2会場(1階 特別会議場)

学会ホームページ
https://www.gakkai.co.jp/jspt1/

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