本学 宮嶋講師が岐阜県嚥下障害研究会・第58回研修会にて講演 ― 発達に障害がある児童の偏食支援をテーマに実践的知見を共有 ―

  • 2025/12/12
  • リハビリテーション学部

2025年12月7日、岐阜県の朝日大学にて開催された「第58回岐阜県嚥下障害研究会研修会」において、本学の宮嶋講師が招待講師として研究報告および講演を行いました。本研修会は、摂食嚥下に課題を抱える児童への支援について学ぶことを目的とし、県内外の教育・医療・福祉関係者が参加する専門的な研修の場として継続的に実施されています。

 

 今回の講演では、発達に障害がある児童の「偏食」に焦点を当て、感覚特性や発達背景から見た食行動の理解、支援を行う際に意識すべき環境づくり、保護者支援の視点など、多職種が現場で活用できる実践的な内容が紹介されました。また “食を楽しむことを支える” という根本的な食育の視点の重要性が強調され、参加者から大きな関心が寄せられました。

 

 当日は、支援学校や発達支援センターの職員、教育関係者、看護師やPTOTSTなどの医療従事者、保育士、管理栄養士など多様な専門職50名が参加。講演後には、「現場の支援に生かしたい」「子どもや保護者の気持ちに寄り添う姿勢を大切にしたい」「偏食支援への理解が深まり視野が広がった」などの感想が多数寄せられました。

 

 四條畷学園大学では、地域の教育・医療・福祉機関との連携を重視し、専門職育成に寄与する研究・実践活動を今後も積極的に推進してまいります。本学教員の知見が地域の支援力向上に貢献できるよう、引き続き研修会・学会等への協力と発信を継続していきます。

 



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