【地域支援研修を実施しました】 発達が気になる子どもの理解と支援に関する講義を開催
- 2025/11/18
-
リハビリテーション学部
2025年11月15日、蓮美幼児学園 蓮美ともいきクラブにて、本学リハビリテーション学部の宮嶋愛弓先生が講師を務め、地域で児童発達支援に携わる関係者を対象とした研修会を実施しました。当日は、看護師・保育士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など、多職種の参加者約20名が集まり、発達障害の理解と支援に関する最新の知見を共有しました。
今回のテーマは「発達が気になる子の発達と上肢操作」。特に現場からの相談が多い箸の操作や書字動作に焦点を当て、子どもたちがつまずきやすいポイントや、発達段階に応じた支援方法について具体的に紹介しました。また、姿勢の崩れが学習や日常動作に与える影響、偏食へのアプローチ、コミュニケーションスキルの育ちなど、日頃の支援現場で頻繁に話題となる項目についても活発な質疑応答が行われ、参加者の関心の高さがうかがえました。
参加者からは、「すぐに現場で生かせる内容だった」「体系的に学べる機会はとても意義深い」「地域の支援力をもっと高めていきたいと感じた」などの声が寄せられ、実践につながる学びの場になったことが伺えます。多職種が同じ視点を共有することで、子ども一人ひとりに寄り添った支援がより充実していくことが期待されます。
四條畷学園大学では、今後も地域と共に学び合い、支援に携わる方々が継続的に専門性を高められる機会を提供してまいります。こうした活動を通して、子どもとその家族が安心して暮らせる地域づくりに貢献していきます。
