大阪府立四條畷高校にて宮嶋先生が「ベトナムでの国際協力とボランティアの意義を考える 」について講義をしました。

  • 2025/11/06
  • リハビリテーション学部

2025年10月29日(水)、大阪府立四條畷高校にて、四條畷学園大学リハビリテーション学部の宮嶋先生が、同校のベトナムボランティアツアー事前研修の一環として講義を行いました。今回の講義は、「ベトナムでのJICA国際協力活動を通じて学ぶボランティアの意義」をテーマに、ベトナムの医療現状や国際協力の実際について理解を深めることを目的としています。
講義には、ベトナムボランティアツアーに参加予定の高校1・2年生6名と引率教員が参加しました。生徒たちは、将来医療や福祉、教育など多様な分野で国際的に貢献したいという強い思いを持ち、この日の学びに熱心に耳を傾けていました。

宮嶋先生からは、ベトナムでのJICA活動の具体的なエピソードや、医療現場における課題、地域住民との協働の様子などが紹介されました。また、「ボランティアとは見返りを求めず、人の幸せのために行動すること」「自らの意思で進んで行動すること」「人が嫌がることにも勇気を持って取り組むこと」などのキーワードをもとに、生徒と先生方の間で活発な意見交換が行われました。

参加した生徒の中には、昨年惜しくも選考に漏れ、今年“リベンジ”として再挑戦した3名もおり、より強い意志をもって国際協力の現場を目指している姿が印象的でした。彼らは今回の講義を通じて、ボランティア活動に求められる心構えや姿勢を改めて実感したようです。

今後、生徒たちは現地訪問に向けて、眼科医の仕事や白内障手術に関する基礎知識の学習を進めていく予定です。現地での体験が、将来医療分野を志す生徒たちの成長につながることが期待されます。

本学では、今後も地域の教育機関や国際協力機関と連携し、若い世代が「人と人をつなぐボランティアの本質」を学ぶ機会を継続的に提供してまいります。


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