【JICA関西にて宮嶋講師が講演】 多文化共生社会の実現に向け、自治体職員とともに学ぶ

  • 2025/09/30
  • リハビリテーション学部

2025年9月8日午後JICA関西にて開催された研修において、本学リハビリテーション学部 講師の宮嶋愛弓先生が講師として登壇しました。本研修は、宝塚市役所子ども未来部の職員約20名を対象に実施され、「多文化共生」をテーマに行われました。

宮嶋先生は、2007年から約2年半、青年海外協力隊員としてベトナムの障害児整形外科リハビリテーション病院に派遣され、現地での支援活動を経験。その後も、ベトナム語を活かした医療通訳や、市役所における生活ガイド翻訳などを通じ、在日外国人の暮らしを支える活動を続けておられます。

講演では、外国人住民が直面する言語・文化・制度上の課題を取り上げながら、多様性を認め合い、支え合う共生社会の重要性について語られました。参加者は言語や宗教、生活習慣の違いを正しく理解し、尊重することの大切さに加え、個人として、そして自治体職員として何ができるかを考える時間となりました。

参加者からは、「実際の現場経験に基づく話が非常にリアルで、理解が深まった」「共生社会の実現に向け、自分たちの役割を改めて考えるきっかけになった」といった声が聞かれ、研修は大変有意義なものとなりました。

本学では今後も、国際的な視野と地域貢献の両面を大切にした取り組みを進めてまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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