2025年度 FD・SD研修会を開催しました

  • 2025/09/02
  • 看護学部

四條畷学園大学では、大学教員の教育能力を向上させるための組織的な取り組みであるFD(Faculty Development)、大学事務職員等の職能開発を推進するためのSD(Staff Development)を実施するべくFD・SD委員会を設置し、様々な取り組みをしています。

8月22日(金)に奈良女子大学 高等教育研究・支援センター 准教授の山咲 博昭 先生、神奈川県立保健福祉大学 教学IR担当 助教の井上 一成 先生を講師にお迎えし、「授業設計と評価の実践~ シラバスの点検と評価の方法 ~」をテーマに研修会を実施しました。

山咲先生より学修者本位の教育と教学マネジメントについて、井上先生より他大学看護学部がDPやCP、教育課程の見直しにおける事例報告をご講演していただきました。 “学修者が「何を学び、身に付けることができるのか」を明確にし、学修の成果を学修者が実感できる教育”を実現するためにDP・CP・教育課程の設定や見直し、それらに必要となるデータ収集法や評価方法、教職員・学生間で共通の認識を持つことの重要性について学びを深めました。

また、後半ではグループワークにて実際に各授業のシラバスを活用し、授業目標やDPとの関連等について意見交換をしました。大学全体でDPへの意識の向上・授業設計やシラバスの点検、評価の実践について理解を深める機会となりました。研修で学んだことを活かし、より質の高い授業設計や評価の実践に繋げていきます。

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